とうがんは冬の瓜と書きますが、実は夏の野菜です。冷暗所に保存しておけば冬までもつとされることから「冬瓜」と呼ばれるようになったと言われています。水分を多く含みクセが少なく、煮物や汁物などさまざまな料理に活用しやすい野菜です。
トウガンには、たっぷりと水分が含まれていることから夏の暑い季節には身体を冷やす効果があり、熱中症予防として積極的に取り入れたい野菜の一つです。
愛犬の夏バテにとっても、とてもいい野菜ですね。
今回はそんな夏野菜のトウガンを使ったレシピを紹介します。
【材料】
・もやし:20g
・トウガン:70g
・大葉:2枚
・きゅうり:半分
・アジ:1匹
・山芋:80g
・しじみ:40g
【作り方】
1.きゅうり、トウガンを食べやすい大きさに切ります。
2.アジをおろします。
3.大きな鍋に水を200ml入れて火にかけます。
4.沸騰したらしじみを投入します。
5.ひとに立ちしたら、鍋からしじみを取り出します。
6.アジを投入しほぐしながら煮ていきます。
7.⑥にきゅうり、トウガンを投入します。
よく混ぜてひと煮たちさせます。
8.もやしはささっと火を通すだけにします。
9.⑧までできたら適当な器に大きな鍋から取り分けます。
そして山芋をその上にすりおろします。
10.⑨に大葉を刻んで乗せます。
11.これで完成です。
【豆知識】
中国の民間療法では、トウガンは熱中症、腎臓病、咳、気管支炎、喘息などに効く漢方薬として使用されてきました。
成分のほとんどが水分ではありますが、ビタミン、カリウム、食物繊維も豊富です。
トウガンは愛犬への水分補給だけでなく利尿効果もあるので体の熱を外に排出することができます。
夏を元気に乗り切る野菜として、トウガンは強い味方なのです。
愛犬にもトウガン料理を与えて、一緒に暑い夏をのりきりましょう。