今回は犬のおやつレシピからスイートポテトの作り方を紹介します。
【材料】
・さつまいも:2本
・卵黄:1個
【作り方】
所要時間は40分です。
1.キッチンペーパーを軽く水でぬらして、さつまいもを包みます。
この時、皮は剥がずそのまま包みます。
2.キッチンペーパーで包んださつまいもの上からラップで
くるくると巻いて包んでいきます。
3.オーブンを150度で5分予熱しておきます。
4.予熱できたら500Wで12分加熱します。
5.加熱できたらオーブンから取り出してラップとキッチンペーパーを
外します。
さつまいもは竹串でささるくらい温めると大丈夫です。
6.さつまいもの皮を剥いでいきます。
7.へらで潰して裏ごししていきます。
8.裏ごしできたらきれいに形を整えお皿に並べていきます。
大きさは片手で握れるくらいです。
9.お皿に並べたさつまいもに卵黄をハケで塗っていきます。
10.オーブンで150度18分で焼いていきます。
この時、焼き色を見ながら温度や時間は調節してください。
11.焼きあがったら取り出して完成です
【豆知識】
今回は「さつまいも」についてです。
さつまいもに含まれる栄養素とその働きで特徴的なことを2つ紹介します。
1:便の排泄をスムーズに
さつまいもに含まれる食物繊維の働きにより、便に含まれる水分が増えることが期待できます。
腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にする働きもあるので、便通を整えたい時のおやつやドッグフードのトッピングにさつまいもを取り入れてみてもいいと思います。
2:皮膚の色素沈着の予防に
さつまいもに含まれるクロロゲン酸とイソクロロゲン酸という成分に、色素沈着の要因のひとつであるメラニンの生成を抑える働きがあることが研究でわかっています。
クロロゲン酸は、皮つきのまま短時間で調理することで流出を最小限に防げるという報告もあるので、オーブン調理や焼きいものような長時間の加熱よりも、短時間で蒸し上げる調理方法がおすすめです。
ただし、注意点もあります。
どのような食材でも、良い面とよくない面を持ち合わせています。
文部科学省の食品成分データによると、さつまいもには、シュウ酸が含まれています。
その量は、シュウ酸が最も多く含まれている野菜、ほうれん草の約1/7程度ではありますが、膀胱結石の一種であるシュウ酸カルシウム結晶を作りやすい犬に積極的に食べさせるのは避けておいたほうがいいでしょう。